2015年7月27日以前の記事
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オンキヨーが「肩乗せスピーカー」国内初披露 ソニー、BOSE製品とどう違う?独自のAI搭載で対話充実(3/3 ページ)

オンキヨー&パイオニアが、展示会「第2回 AI・人工知能 EXPO」に、肩に乗せて使うタイプのスピーカー「VC-NX01」を出展。国内で披露するのは初めて。独自のAIを搭載し、対話が充実した点が特徴という。マーケティング担当者に他社製品との違いを聞いた。

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商品化に向けては課題も多い

 ただオンキヨー製品はソニー製品が持つ、音楽に合わせて振動し、臨場感を高める機能や、BOSE製品の着信時に振動で知らせるマナーモードなどには未対応だ。

 ソニー製品は7時間、BOSE製品は12時間の連続使用に耐えうる高品質のバッテリーを備えるが、オンキヨー製品は「試作機には長時間使えるほど充電の持続性はない。今後改善が必要だ」という。

 「SIMを搭載して高機能化を図りたいが、サイズが大型化する懸念もある。ユーザーの使用感を高めるためにも小型化・軽量化は不可欠で、今後はバランスをみながら進化させたい」としている。

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BOSEの「SOUNDWEAR COMPANION SPEAKER」

 商品化に向けては課題も多いが、「肩乗せスピーカーへのオリジナルAI搭載」という前例のない取り組みにチャレンジするオンキヨー。機能性と快適な使用感を両立させて商品を世に出し、ソニー製品のようなブームを巻き起こすことはできるのだろうか。

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