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NHK「Rの法則」終了 山口達也さん司会のバラエティ番組:「SNSなどの中傷をやめて」お願いも
NHKが元TOKIOの山口達也さんが司会を務めた「Rの法則」の放送終了を発表。「出演者にSNSやブログなどの中傷を書き込まないで」といったお願いも。
NHKは5月7日、元TOKIOの山口達也さんが司会を務めた「Rの法則」(Eテレ)の放送終了を発表した。
「Rの法則」は2011年に放送開始。中高生が興味を持っている話題をリサーチしてランキングを作成し、出演者がトークする教育バラエティー番組で、AKB48グループやジャニーズなどのアイドルも出演していた。山口さんが4月27日に強制わいせつ容疑で書類送検(のちに不起訴)されて以降は放送を休止していた。
同放送枠では、海外ドラマ「100 オトナになったらできないこと」の再放送を予定する。その後の編成は決まり次第発表するという。
同番組を巡っては、山口さんの強制わいせつ容疑の被害者が同番組の出演者であるという報道も一部であった。NHKは公式Webサイトで「番組出演者のSNSアカウントやブログなどに対して、個人を著しく中傷するような心無い書き込みが数多く投稿されています。こうした投稿は出演者たちを深く傷つけ、悲しませるものです。絶対にやめていただくよう強くお願いいたします」とコメントしている。
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