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「たわし」を枕にしたら注文殺到、なぜ?罰ゲーム用?いえいえ真剣に作りました(2/2 ページ)

ヘッドスパ店などが開発した枕用の「たわし」が売れている。頭皮を刺激して眠りやすくしているのが特徴で、奇をてらうのでなく店の持つノウハウを地道に生かして成功した。

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伊勢丹の「枕データ」使い改良

 続く第2弾の「熟睡用たわし」では、伊勢丹新宿店に共同開発を依頼。同店の蓄積している枕の開発データを活用し、中央に穴を開けて寝やすくしたほか、肌触りの良い素材に変えるなど枕としての完成度向上を図った。単なるイロモノのアイテムではなく、高級百貨店のブランドや開発力、販路を活用して「高級枕」としてのたわしを目指した。

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たわしは枕より通気性に優れ、頭の温めすぎを防ぐという

 もともと、「悟空のきもち」は全5店舗で現在約28万人が予約待ちという人気のヘッドスパ店。これまでも、施術を受けた客がSNSでつぶやいた「(気が付いたら寝落ちしてしまうので)タイムマシーンみたい」という感想にヒントを得て、本当にタイムマシーン型のフロアを開設するなど話題作りを得意としてきた。背景には、単に奇をてらうだけでなく、自社の持ち味を最大限生かした商品や店舗づくりのコツがあるようだ。

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