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「量を減らしたら売れた」 くら寿司の好業績を支えた意外な商品:この手があったか(2/2 ページ)
くら寿司を運営するくらコーポレーションの業績が好調だ。好業績を支えたのは新規投入したイタリアンメニューや糖質オフの商品だが、意外にも量を減らしたことで売り上げを伸ばしたものがあるという。
イタリアンメニューも好調
好業績のもう1つの要因は18年3月から投入した洋食メニューが支持されたことだ。スパゲティとラーメンの要素を取り入れた「カルボナーラ スパらッティ」(370円)、牛肉と豚肉の合いびき肉を使用した「イタリアンチーズハンバーグ」(250円)、チョコプリンやチョコアイスを使った「チョコとマスカルポーネのパフェ」(250円)があり、ファミリーレストランを利用するようなお客を取り込む狙いがあった。「生ものを食べられないお子さまのいるファミリーでも来店するきっかけになる」(広報担当者)点などが評価され、販売数は累計で150万食を突破した(18年5月末時点)。
回転すしチェーンで「うまいものを安く」提供するのはもはや当たり前になったといえる。お客のニーズをいかに積極的に取り込むかが、今後の成長のカギになるだろう。
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