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売り手市場時代の「受け身の新人」をやる気にさせる「伝え方」のワザ不安を取り除けば、開花する(3/3 ページ)

毎年聞こえてくる、「今年の新人は使えない」との指摘はなぜ生まれるのか。新人はどうすれば育つのか。新入社員の育成ノウハウに詳しい、リクルートマネジメントソリューションズを取材した。

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若者も意識を変えてみよう

 このほか、(1)質問された場合にあえて答えを全て言わず、本人に考えさせる、(2)特定の上司・育成担当者だけでなく、複数のメンバーを巻き込んで動機付けを行う――などの方法を挙げ、「若者が個性を生かし合い、学び合いながら価値を発揮できる体制をつくり上げてほしい」と語った。

 ただ桑原氏は、「企業のさらなる発展に向けては、時には新人が意識を変えることも必要だ」とも述べた。

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職場ぐるみで新人を育てるフレームワーク(=リクルートMSの発表資料より)

 「食わず嫌いでは成長が難しい。上司から指示された際、思い切ってやってみてから結論を出すことも大事だ。学生時代に経験していない叱責や理不尽な指示は耳が痛いかもしれないが、大人たちの考えに耳を傾けてみてほしい。経験豊富な先輩が話す言葉には、必ず意味がある」(桑原氏)

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