サラリーマンが5分でできる、簡単な服装チェック術:一流の営業マンはやっている(2/5 ページ)
「大事な商談があるのに、どんな服装にすればいいのかよく分からない」「いつもと同じスーツで」といった人も多いのでは。身だしなみに自信を持てない人はどのようにすればいいのか。スタイルアドバイザーのたかぎ・こういち氏が、たった5分でできるチェック術を紹介する。
スーツスタイルの基本は「サイズ」
最初のポイントは「サイズ」。自分に合ったモノを正しく着用できているかをチェックしてみましょう。グローバルルールではビジネススーツはネイビーかグレーが基本とされています。柄は無地、もしくは目立たないストライプやチェック柄です。では、出勤前に鏡の前の自分に姿勢よく向き合いましょう。
(1)肩と袖付
上着は肩で着ます。つまり肩と袖の付け根があなたの肩に合っているモノがベスト。落ちているのは正しいサイズではなく、オーバーサイズはだらしない印象を与えます。上着の丈はおしりが隠れるくらいが標準で、一番下のボタンを止めるのはNGです。
(2)シャツの襟と上着
上着を着た際に後ろからみるとシャツの襟が1.5センチほど出ている。出ていないのはシャツのサイズが合っていない証拠。首周りは第一ボタンを締めて指が2本ほど入るのが正しいサイズです。
(3)袖口とシャツ
袖口からシャツが1.5センチほど見える袖の長さ。これが正しいサイズです。長過ぎる袖の方をよく見受けますがぜひ、お直しで適正に。たったこれだけ印象がガラリと変化します。
(4)ヒップとウエスト
見た目にまっすぐに自然なシルエット。パンツのウエストはベルトがなくても落ちないのがジャストサイズです。実寸プラス3センチが標準で、ヒップ周りも不自然になりません。もも周りは実寸プラス10センチが目安。必要であればお直しをオススメします。
(5)パンツ丈と折り目
パンツ丈は真っ直ぐに立った際に靴の上に少したわみができるくらいがいい。もちろん折り目は忘れずに。
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