2015年7月27日以前の記事
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「全面禁煙化」から1カ月 串カツ田中が得たもの、失ったもの串カツを「文化」にできるか(3/3 ページ)

串カツ田中が全面禁煙化に踏み切ってから1カ月がたった。客層や売り上げにはどんな変化があったのか。運営元の串カツ田中ホールディングスが報告書を公開し、成果と課題点を明らかにした。

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串カツを「日本を代表する文化」に

 串カツ田中HDに今後の展望を聞いたところ、「禁煙化は10〜20年後を見据えた施策。禁煙化によって子ども達の来店が増えたが、彼らには青年になったら友達と一緒に、大人になったら家族と一緒に来てもらいたい。そしてゆくゆくは、串カツを日本を代表する文化にしたい」(経営戦略部)と意気込んだ。

 「短期的な成果だけを目的に、いったん禁煙化した店舗を分煙に戻したりすることはない」(同)という。

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串カツ田中の公式Webサイト。より多くの客を“笑顔”にできるか

 居酒屋チェーンにしては珍しい「全面禁煙化」に踏み切った串カツ田中。この1カ月間では賛否両論の結果となったが、長期的な成果につなげて“串カツを文化に”との野望をかなえられるか。今後の展開に注目したい。

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