「スヌーピーミュージアム」町田に開館、六本木の2倍規模 19年秋:六本木は9月に閉館、移転へ
東京・六本木で9月に閉館する「スヌーピーミュージアム」が2019年秋、町田市の南町田駅周辺にオープン予定の「南町田グランベリーパーク」内に開館。六本木の約2倍の規模となる施設で、原画の展示やオリジナルグッズ販売などを行う。
東京・六本木で9月に閉館する「スヌーピーミュージアム」が2019年秋、町田市の南町田駅周辺にオープン予定の「南町田グランベリーパーク」内に開館する。東京急行電鉄(東急)と町田市、ソニー・クリエイティブプロダクツが8月16日に発表した。六本木の約2倍の規模となる施設で、原画の展示やオリジナルグッズ販売などを行う。
スヌーピーミュージアムは、スヌーピーファンの聖地である「チャールズ M. シュルツ美術館」(米カリフォルニア州)の世界で唯一のサテライトミュージアム。16年4月、六本木にオープンしたが、9月24日に会期を終え、閉館する。
新しいスヌーピーミュージアムは、南町田グランベリーパーク内の公園と商業施設の間に開設される「パークライフ・サイト」エリアにオープンする。延べ床面積は約2600平方メートルで、約200平方メートルのカフェも併設する。世界中の新聞に掲載された漫画「ピーナッツ」の原画など、貴重な資料を展示。他では手に入れられないオリジナルグッズの販売も行う。
また、隣接する公園を活用したアウトドア・プログラムや、子どもたちが楽しみながら英語を学ぶオリジナル企画も実施する計画だ。
南町田グランベリーパークは、東急田園都市線の南町田駅周辺で、公園、商業施設、駅などを一体的に再整備し、19年秋に開業する予定。19年度中には南町田駅を「南町田グランベリーパーク駅」に改称する。それに合わせて、土曜・休日のみだった急行列車の停車日を平日にも広げる。
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