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スシロー、すしの価格帯を「100円・150円・300円」に変更:現在は100円、180円、280円
スシローが、9月14日からすしの価格帯を変更。100円、150円、300円とする。中価格帯のすしを手に取りやすく、高価格帯のすしの品質を高めるためという。
回転すしチェーン「スシロー」を運営するあきんどスシローは9月4日、14日からすしの価格帯を変更すると発表した。現在は100円、180円、280円の3段階としているが、変更後は100円、150円、300円とする(価格は全て税別、以下同)。
180円のすしを150円に変更する理由は「“お値打ち皿”として、定番の100円皿の次の価格に手が届きやすくするため」という。この価格帯の商品は「特ネタ中とろ」「生サーモントマトバジル」「厚切り真鯛」などがある。皿の色は赤に刷新する。
280円のすしを300円に変更する理由は「“感動皿”として、ぜいたくなネタをふんだんに取りそろえるため」。該当する商品は、期間限定販売中の「特ネタ大とろ」など。皿の色は黒×金に刷新する。
100円のすしは「変わらないスシローの顔」だとして価格を据え置く。
同社は「今まで以上に新たな驚きと感動を味わっていただきたい」としている。価格帯の変更を周知するため、14日からフェアを開催する予定もあるという。
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