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KDDI社長、菅官房長官の「4割値下げ」発言に言及 「真摯に受け止め、責務果たす」世界に誇れるインフラ作る

KDDIの高橋誠社長が、8月末に菅義偉官房長官が「携帯電話料金は4割値下げできる」と発言した件についてコメント。「真摯(しんし)に受け止める」「何ができるかを真剣に考えていきたい」と話した。

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 KDDIの高橋誠社長は9月5日、都内で開かれた、ビジネス開発拠点「KDDI DIGITAL GATE」の設立発表会に登壇。8月末に菅義偉官房長官が「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」と発言したことに対する自身の見解を語った。

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KDDIの高橋誠社長

 KDDIは2017年から、最安で月額1980円から利用できる5段階の定額プラン「auピタットプラン」を提供するなどの施策を打ってきたが、高橋社長は「(官房長官の指摘を)真摯(しんし)に受け止め、やらなければならない責務を一生懸命果たしていきたい」と説明。

 今後の具体的な方針や料金プランについては明言を避けたが、8月末から動画配信サービス「Netflix」と通信をセットにしたプランの提供を始めたことに触れ、「コンシューマー向けのサービスと通信が組み合わさることで、良い条件になるケースもある。今後もお客さまと向き合いながら、何ができるかを真剣に考えていきたい」と話した。

 また高橋社長は、4日に台風21号が上陸し、西日本を中心に猛威を振るったことにも言及。「今朝も(公衆無線LANを無料開放するなど)復興に取り組んでいるが、今後の携帯キャリアは(値下げだけでなく)多様な取り組みに従事することが求められている。世界に誇れるインフラも作っていきたい」と決意を語った。

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台風による被災エリアに公衆無線LANを無料開放している

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