転職活動の「企業研究」はどうしている? 1万人に聞いた結果は……:企業サイトでセンスが分かる
転職活動中のビジネスパーソンは、どんな情報を、どんな方法で入手しているのか。人材会社エン・ジャパンが調査結果を発表した。参考にしている情報は「仕事内容」、情報源は「企業サイト」がそれぞれトップだった。
転職活動中のビジネスパーソンは、どんな情報を、どんな方法で入手しているのだろうか――。人材会社エン・ジャパンの調査によると、参考にしている情報の1位は「仕事内容」(93%)、2位は「給与・収入」(87%)、3位は「勤務地」(76%)という結果だった。
4位は「休日・休暇」(62%)、5位は「福利厚生」(56%)、6位は「職場の雰囲気」(47%)と続いた。
このような情報を調べる際のソースとして、最も活用されていたのは「企業サイト」(50%)。以下「転職サイト」(49%)、「口コミサイト」(41%)、「会社説明会」(6%)、「ネットの掲示板」(同)と続いた。
企業サイトを利用する人からは、「事業内容・経営方針などが具体的に記載してある」「サイトのデザインなどで会社のセンスが分かる」「記載されている会社の年商や社員数などで規模感をイメージする」などの意見が寄せられた。
年代別にみると、20代では「転職サイト」(54%)、30代では「口コミサイト」(46%)、40代以上では「企業サイト」が1位に挙がっており、年代によって情報源に差があることも分かった。
転職サイトや口コミサイトを使っている人からは、「企業を客観的に見た上でのポイントが明記されていることが多い」「転職を考えている人向けに分かりやすく書かれている」「悪いところも含め、実際に働いた人の意見がそのまま載っている」などの意見が出た。
調査は7月30日〜8月28日にかけて、総合求人・転職支援サービス「エン転職」利用者の1万564人を対象にインターネット上で実施した。
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