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SUBARU「レガシィ」12万台リコール パーキングブレーキが作動しない恐れ:部品の強度不足
SUBARUは「レガシィ」の電動パーキングブレーキに問題が見つかったとして、計12万6230台をリコール。
SUBARU(スバル)は9月13日、「レガシィ」の電動パーキングブレーキに問題が見つかったとして、計12万6230台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。電動パーキングブレーキが作動しなかったり、意図しない挙動をしたりする恐れがあるという。
リコール対象はレガシィ1車種で、2009年4月〜14年9月に製造した計12万6230台。
電動パーキングブレーキのコントロールユニットにおいて、部品製造時の基板やセンサー部品の取り扱いが不適切だったことから、強度不足になっているものがあるという。そのため、該当する部品が搭載された車両を使用していると、部品が破損し、警告灯が点灯して電動パーキングブレーキが作動しない、あるいは低速走行時に運転者が意図しない瞬間的なパーキングブレーキ作動が起きる恐れがある。
対象の全車両について、電動パーキングブレーキを対策品に交換する。これまでに243件の不具合報告があったが、事故は発生していないという。
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