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“飲むケーキ”に新顔 「飲むフォンダンショコラ」はココアと何が違う?:カカオは1.5倍(2/2 ページ)
JR東日本のエキナカ中心に展開する自販機「acure」で9月25日、「飲むフォンダンショコラ」が発売される。濃厚なチョコレートが特長だというが、ココアの味とは違うのだろうか。
濃厚感と飲みやすさのバランスに苦心
開発中、チョコレートの濃厚感を追求して試作したところ、「飲み切れない」「濃い」「しつこい」といった感想が寄せられた。飲み切ることができない商品では、リピートしてもらえない。調整を重ねて、濃厚感と飲みやすさの「ギリギリを狙った」(石原さん)。
実際に飲んでみると、確かにチョコレートの味をしっかりと感じられるものの、甘ったるさは少ない。ケーキのイメージから、もっと甘いのではないかと思っていた。チョコレート好きであれば、何度でも飲みたくなる味だろう。
acureの自販機では、小腹満たしのニーズに応える「おやつ・スープ」のカテゴリーの販売が伸びている。このカテゴリーの販売数量を秋冬シーズンで比較すると、17年9月〜18年2月は、2年前の同時期と比べて約50%伸びた。また、夕方以降によく売れるという特徴もある。石原さんは「帰宅するときや移動中に『ちょっとしたご褒美』として飲んでもらえたら」と話している。
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