広告・マスコミ業界の平均年収ランキング 2位は博報堂 1位は……:ワークライフバランスも重視
広告・マスコミ業界の中で平均年収が最も高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、2位は博報堂で794万円だった。1位は……
広告・マスコミ業界の中で平均年収が最も高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査した結果、1位は電通で824万円だった。高報酬だけではなく、住宅支援制度や社宅、宿泊補助、ベビーシッター派遣料補助などの充実した福利厚生に対する評価も集まった。
社員からは「30代でも年収1000万円を超えることは可能。最近ではワークライフバランスを重視している」との声が寄せられた。
2位は博報堂(794万円)。初任給は年俸342万円に超過勤務手当や業績賞与が加わる(2017年実績)。「一般企業と比べるとかなり良いが、4年目からは裁量労働制に切り替わることで給与が下がる人もいる」との指摘もあった。
3位はベネッセコーポレーション(715万円)。社員の成長と仕事上の役割・貢献度合いに応じた評価報酬制度を採用。「勤務時間が1日7時間なので、残業が多く発生する。残業代が10万円を超えて、年収は高くなる」「賞与は年間5〜6カ月分出る。きちんとした評価テーブルが存在し、評価面談も実施される」など、人事制度を評価する意見が出た。
4位はアマゾンジャパン(692万円)。福利厚生として制限付き株式を付与。「マネージャーに昇格すると給料が大幅に上がる。株が支給されるので年収以上の給料がもらえる」「一定期間在籍すると制限付き株式が付与される。株価が上昇している時期だったので、想定を上回る収入となった」と、同社の株式付与による恩恵を受けられるとの評価が目立った。
5位はリクルートホールディングス(620万円)。給与は基準給と職務・ミッショングレードに応じて決まる。18年度の新卒社員の年収は427万円になる見込み(ビジネスコース)。「30代前半で年収1000万円を目指せ、それ以上を狙える人材もいる」といった意見があった。
6位以下はサイバーエージェント(595万円)、大日本印刷(518万円)、J:COM(499万円)、凸版印刷(484万円)、ドワンゴ(421万円)――と続いた。
調査は13年4月1日〜18年3月31日にかけて「キャリコネ」に正社員として登録しているユーザーから、給与明細に関する投稿が20件以上寄せられた企業のデータを対象に実施した。
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