不動産会社にどんなイメージ? 良いこと、悪いこと:口が達者
不動産会社にどのようなイメージがありますか? 不動産関連の比較査定サイトを利用している人に聞いたところ「口が達者」と答えた人が最も多く、次いで「しつこい」「強引」であることが、リビン・テクノロジーズの調査で分かった。
不動産会社にどのようなイメージがありますか? 不動産関連の比較査定サイトを利用している人に聞いたところ「口が達者」(46.5%)と答えた人が最も多く、次いで「しつこい」(35.5%)、「強引」(28.5%)であることが、リビン・テクノロジーズの調査で分かった。
2017年に行った調査と比べると、「口が達者」は28.1%から46.5%に、「しつこい」は28.9%から35.5%、「コミュニケーション能力が高い」は14.5%から20.0%、「気くばり上手」は3.8%から9.5%と比率を大きく上げた。一方で「怖い」は21.1%から12.0%、「高収入」も28.1%から9.5%と大きく下げ、「不動産会社=高収入」というイメージがうすれているようだ。
不動産会社とのやり取りでよかったと思うことが「あると答えたのは40.5%、「ない」が59.5%。どのようなところがよかったのかを聞いたところ「対応がよかった」(74.1%)がトップ。以下「優良物件を紹介してくれた」「契約後も気遣ってくれる(アフターフォローがある)」と続いた。
逆に、不動産会社とのやり取りでイヤだなと思ったことが「ある」と答えたのは50.5%に対し、「ない」は49.5%。どのようなことがあったのかを聞いたところ、「対応が悪かった」(55.4%)がトップ。「半数以上の人が不動産会社の対応に不満を感じていることから、一部の対応の悪さが全体のイメージダウンにつながっているようだ」(リビン・テクノロジーズ)
次いで「悪いことを事前に教えてくれなかった」(19.8%)、「所有不動産の売却価格が予想以上に安かった」「売却活動に不満を感じた」(ともに16.8%)という結果に。ちなみに、「おとり広告物件だった」は15.8%、「売却物件の囲い込みをされた」は7.9%。
「昨年の調査と比べて、全体的にイメージダウンしているのは、シェアハウス投資やアパート建設会社のサブリースに関する問題が不動産会社のイメージを悪化させている可能性があるのかもしれない」(同)
インターネットを使った調査で、比較査定サイト「スマイスター」を利用している20歳以上の男女200人が回答した。調査期間は8月17日から23日まで。
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