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渋谷ハロウィーンで稼いだのはドンキとコンビニだけ?:他の小売店はガラガラ(2/5 ページ)
10月31日のハロウィーン当日、渋谷は多くの仮装した若者や見物客でごった返した。この騒動のなかでしっかり稼いだお店はあるのだろうか。記者が現場を取材した。
“カオス状態”のドンキ
コンビニ同様、瓶入りアルコールの販売自粛要請を受けているドンキ渋谷本店に向かう途中、飲食店や小売店の様子を観察してみた。家電量販店やドラッグストアではお客の数もまばらで、手持ち無沙汰にしている多くの店員を見かけた。マクドナルドやラーメン店などはそこそこお客が入っているが、特別混雑している印象は受けなかった。
ドンキ渋谷本店に着いた。店舗の入口付近は多くの若者や外国人でごった返しており、大音量の音楽がかけられていた。仮装姿の店員が「店の前での待ち合わせはご遠慮ください」と声を張り上げているが、仮装姿の若者たちは特に気にすることなく店の前でスマホを操作し続けている。店には「店内撮影禁止」と掲示されているにもかかわらず、自撮り棒を持ったお客が次々と入店し、店内は“カオス状態”に陥っていた。
店舗の入口付近でひと際目を引いたのは、「フェースペイント」サービスだ。ゾンビの顔になれる「立体傷メーク」(2000円、税込み、以下同)などを購入すれば、その場でプロが無料でメークしてくれるのだが、お客が行列をつくっており、40分待ちの状態になっていた。
フェースメークは2点以上購入すると割り引かれる価格設定になっており、1人で4〜5個まとめ買いするお客が何人もいた。
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