“理想の夫婦関係”ではない? 生まれ変わっても「同じ相手とまた結婚したい」人、半数に届かず:夫婦円満の秘けつは……
明治安田生命が夫婦関係について調査を実施したところ、生まれ変わっても「同じ相手とまた結婚したい」人は半数に満たないことが分かった。
生まれ変わっても「同じ相手とまた結婚したい」人は42.6%――。明治安田生命が実施した夫婦関係の調査で、こんな結果が出た。男女別にみると、男性では49.1%、女性では36.0%と、女性の方が現在の配偶者に満足していない人が多いようだった。
一方で、75.3%の人は「夫婦関係は円満」と回答した。同社は「生まれ変わっても再び結婚したいと思うほどの“理想の夫婦関係”と実感している人は減少しており、実際の結婚生活は思い描いていたものと違うと感じる人が多いのかもしれない」と分析する。
では、夫婦間の不満は何なのか。女性が夫に対して挙げた不満で最多だったのが「気が利かない」(26.7%)、次いで「家事の協力をしない」(20.5%)、「整理整頓ができない」(17.9%)という結果だった。
男性が妻に対して挙げた不満では「整理整頓ができない」(17.4%)、「気が利かない」(13.3%)、「体型が変わってきたところ」(10.2%)などが多かった。
「不満は特にない」と回答した男性は45.7%いたのに対し、女性では24.0%にとどまった。
夫婦円満の秘けつは?
夫婦円満の秘けつを聞いたところ、「よく会話をする」(69.9%)がトップに。その他には「感謝の気持ちを忘れない」(57.3%)、「相手を尊重・信頼する」(54.2%)などの回答が多かった。
配偶者から言われたい一言については「ありがとう」(26.7%)、「感謝しています」(9.1%)、「結婚してよかった」(7.7%)、「あなたがいてくれてよかった」(5.4%)、「愛してる」(5.2%)、「お疲れ様です」(5.2%)、「幸せです」(4.4%)、「大好き」(3.8%)――などが挙がった。
調査は10月4〜11日にかけて、全国の20〜79歳を対象にインターネット上で実施。有効回答1620件を得た。
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