ホンダ、新型SUV「Passport」世界初公開 19年に米国で発売:悪路でも走破性を発揮
ホンダは、米カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されている「ロサンゼルスオートショー」で、新型SUV「Passport(パスポート)」を世界初公開。
ホンダは11月27日(現地時間)、米カリフォルニア州で開催されている「ロサンゼルスオートショー」で、新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「Passport(パスポート)」を世界初公開した。米国で2019年初頭に発売する予定。北米で展開するSUVのラインアップとしては、4つ目のモデルとなる。
ホンダはかつて、北米市場でSUV「パスポート」を販売していた。今回の新型車で車名が復活する。
新型パスポートは、5人乗りのミドルサイズSUV。北米市場で好調な「CR-V」と「Pilot(パイロット)」の間の位置付けになるという。
米国のライフスタイルや車の使い方に合わせて、一般道における洗練された走りと、オフロードでの高い走破性の両立を可能にした。最大出力280馬力のエンジンと9速オートマチックトランスミッションを採用。力強くスムーズな走りとレスポンスの良さを実現した。
また、路面状況に合わせて前後輪の駆動力を電子制御する四輪駆動システム「i-VTM4」と、砂地、泥道、雪上などの走行シーンに応じた4つの走行モードを切り替えられる「Intelligent Traction Management」を組み合わせた。それによって、あらゆる状況で高い走破性と走行安定性を発揮できるようにした。
車両の外観は、マットブラックのグリルやバンパーを採用し、スポーティーさとタフさを表現した。20インチホイールを採用して力強さを強調したほか、パイロットと比較して最低地上高を高く設定した。
インテリアは、広い室内空間を確保。普段使いだけでなく、キャンプなどのレジャーまで、幅広く使えるという。
安全性能では、ミリ波レーダーと単眼カメラによる高精度な検知機能を備えた安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を採用している。
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