平成を代表する言葉、「ゲッツ」「僕は死にましぇん」「どげんかせんといかん」など上位 1位は……?:男女1100人に聞いた
ミクシィが「平成を代表する言葉」に関する調査結果を発表。最近の流行語から懐かしいネタ・せりふまで多岐にわたる言葉がランクインした。各ジャンルで1位だったのは……?
ミクシィは12月17日、「平成を代表する言葉」に関する調査結果を発表した。男女1100人に過去30年間で印象に残っている言葉を聞き、「政治・経済」「スポーツ」「テレビドラマ」「お笑い」のジャンル別に集計したもので、最近の流行語から懐かしいネタ・せりふまで多岐にわたる言葉がランクインした。
政治・経済は「お・も・て・な・し」がトップ
政治・経済の分野では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック招致に向け、IOC総会の最終プレゼンテーションで滝川クリステルさんが発した「お・も・て・な・し」が1位。2位は、17年の森友学園・加計学園問題で注目された「忖度(そんたく)」だった。3位は米国のバラク・オバマ前大統領が好んで使ったフレーズ「Yes We Can!」が入った。
4〜10位は「ちーがーうーだーろー!」(豊田真由子氏)、「2位じゃダメなんですか」(蓮舫氏)、「どげんかせんといかん」(東国原英夫氏)、「想定の範囲内」(堀江貴文氏)、「○○ファースト」(ドナルド・トランプ氏)、「みぞうゆう」(麻生太郎氏)、「あなたとは違うんです」(福田康夫氏)――という結果だった。
スポーツは「そだねー!」が安定の人気
スポーツの分野では、18年の「流行語大賞」にも輝いた、平昌五輪カーリング女子日本代表チームの「そだねー」が首位。2位は元水泳選手・北島康介さんが金メダル獲得時に発した「超気持ちいい!」、3位はサッカー日本代表・大迫勇也選手の活躍ぶりを評した「(大迫)半端ないって」だった。
4位以下は「なんも言えねぇ」(北島康介さん)、「神ってる〜」(緒方孝市さん)、「自分で自分をほめたい」(有森裕子さん)、「メークドラマ」(長嶋茂雄さん)、「今まで生きてきた中で一番幸せ」(岩崎恭子さん)、「最高で金 最低でも金」(田村亮子さん)、「シンジラレナーイ」(トレイ・ヒルマンさん)――と続いた。
ドラマは「倍返しだ!」が首位
テレビドラマの分野では、13年に放送された「半沢直樹」で、理不尽な上司に対して主人公の半沢が繰り出す「倍返しだ!」がトップ。2位は「ドクターX」シリーズで米倉涼子さんが演じる天才外科医が発する「私、失敗しないので」。3位は「あまちゃん」で話題になった「じぇじぇじぇ」だった。
4位以下は「同情するならカネをくれ」(家なき子)、「事件は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ」(踊る大捜査線)、「僕は死にましぇん」(101回目のプロポーズ)、「実に面白い」(ガリレオ)、「承知しました」(家政婦のミタ)、「じっちゃんの名にかけて」(金田一少年の事件簿)、「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」(渡る世間は鬼ばかり)――となっていた。
お笑いは出川さんの「やばいよやばいよ」大人気
お笑いのギャグ分野では、出川哲朗さんの定番ギャグ「やばいよやばいよ」がトップ。2位は小島よしおさんの「そんなの関係ねぇ!」、3位はブルゾンちえみさんの「35億」だった。
4位以下は「何でだろ〜何でだろ〜」(テツandトモさん)、「ゲッツ!」(ダンディ坂野さん)、「ダメよ〜ダメダメ」(日本エレキテル連合さん)、「なんて日だ!」(バイキング小峠さん)、「欧米か!」(タカアンドトシさん)、「ワイルドだろ?」(スギちゃんさん)・「残念!」(波田陽区さん、同率9位)――という結果だった。
調査は18年12月、18〜69歳の男女を対象に実施した。
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