「女性社員の年収」が高い企業、アクセンチュアやリクルートを抜いて1位だったのは……:努力するほど報酬増える
女性社員の平均年収が高い企業は? グローバルウェイが調査結果を発表。アクセンチュアやリクルートホールディングスが上位に入った。1位だったのは…‥?
女性社員の平均年収が高い企業は? 転職サイト「キャリコネ」などを運営するグローバルウェイが調査を行った結果、1位は野村證券の667万円だった。同社の女性社員からは「新卒の初任給でも24万円あり、非常に高収入」「学閥も特になく、実力がある社員が評価される」「努力すればするほど報酬も増える」といった意見が出た。ただ、賞与は年1回の支給だという。
2位はリクルートホールディングス(606万円)。「営業職では、目標達成率に応じて給与が変動する。目標は半期ごとに設定し、100%の達成率でも5段階中の3といったところだが、達成率が高いほどに給与は大きく伸びる」「管理職になれば手当もつくため、収入は大きく増える」などの声があった。
3位はアクセンチュア(585万円)。「給与は比較的高く、基本給に加えて住宅手当も支給される」「評価に応じて昇給率が異なる。トップクラスの評価を受けたときは20%程度昇給したが、平均的な評価だと3%〜5%程度」という。
4位は東芝(529万円)。「年功序列であり、報酬は可もなく不可もない」「メーカーの大企業であるため、福祉厚生がすごくしっかりしている」などの評価があった。
5位はソフトバンクグループ(521万円)。「夏季・冬季ともに賞与額が大きく、年収を底上げしている。月収はあまり高いほうではないが、賞与のおかげで周りの同級生よりも年収が高くなっているように思える」という。
6〜10位は三菱UFJ銀行(508万円)、マイナビ(503万円)、楽天(498万円)、SMBC日興証券、富士通(ともに496万円)―−という結果だった。各社は昇格制度・報酬制度の納得感、インセンティブ制度などが高く評価されていた。
調査は2016年4月1日〜18年3月31日の期間中に、「キャリコネ」に給与・残業に関する情報が10件以上寄せられた企業を対象に実施した。
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