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契約社員の残業時間が最も短い企業は……?:月平均4.1時間
契約社員が働く会社の中で残業時間が短いのはどこ? 企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」が調査結果を発表した。第1位は……。
日本の契約社員は約291万人いるという(2017年の厚生労働省調査)。彼らが勤める会社の中で残業時間が短いのはどこだろうか? 企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」が調査結果を発表した。
それによると、1位は「東京ディズニーリゾート」などを運営するオリエンタルランドで、月平均残業時間は4.1時間だった。同社は最適な人員配置を行うWFM(ワークフォース・マネジメント)というITシステムを導入し、効率化を図っているのが特徴だという。
2位は化粧品販売メーカーのDHCで4.5時間。基本的には定時退社で、残業はほぼないという声があった。
以下は、医療関連サービスのニチイ学館(5.6時間)、化粧品・健康食品会社のファンケル(8.0時間)、コンタクトセンター事業のKDDIエボルバ(8.7時間)と続いた。
同調査は、16年4月1日〜18年3月31日に実施。「日経業界地図 2018年版」に記載があり、契約社員のユーザーからキャリコネに給与・残業情報が10件以上寄せられた企業を対象とした。
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