コラム
ビジネスセンスを磨くにはどうすればいいのか:ある人、ない人(1/3 ページ)
サラリーマンであれ、起業家であれ、うまく問題を解決し、結果を出す人と、同じようなインプットと行動をとっているように見えても、まったく結果を出さない人がいる。何が違うのだろうか。
著者プロフィール:猪口真(いのぐち・まこと)
株式会社パトス代表取締役。
サラリーマンであれ、起業家であれ、うまく問題を解決し、調整をはかり、結果を出す人と、同じようなインプットと行動をとっているように見えても、まったく結果を出さない、それどころか問題をさらに大きくしてしまう人がいる。スキルが対して違うこともないし、インプットの量もそれほど変わらないのに、何が違うのだろうか。
特別な才能や図抜けた頭脳を持つビジネスマンは別としても、サラリーマンであれ、起業家であれ、うまく問題を解決し、調整をはかり、結果を出す人と、同じようなインプットと行動をとっているように見えても、まったく結果を出さない、それどころか問題をさらに大きくしてしまう人がいる。
人材開発部門はビジネススキルを与えようと、さまざまな研修やOJTを実施する。また個人においても少しでもビジネススキルを高めようと、さまざまな情報を入手し、知識として身につけている。
そのインプットの量という意味では、結果を出す人と出さない人を比べても、さほど差はないように見える。この差は、結果が出ていない人の一つひとつの判断や行動がまったく間違えているとも思いにくいし、ロジカルに考えても出てこない。結果を出す出さないは、ほんとに紙一重の差なのだろう。
紙一重の差とはいえ、結果は全然違ってくる。いつも思うことだが、この差はどこにあるのだろうか。
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