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トヨタ、新型「RAV4」発売 3年ぶり復活、国内SUV需要取り込む:走破性・安定性を向上(1/3 ページ)
トヨタ自動車は新型「RAV4」を発売。日本市場での販売は3年ぶり。米国で成功している主力車種を再投入し、SUV需要の取り込みを狙う。
トヨタ自動車は4月10日、スポーツタイプ多目的車(SUV)の新型「RAV4(ラブフォー)」を発売した。日本市場でのRAV4の販売は3年ぶり。世界市場における主力車種を再投入し、日本でも拡大しているSUV需要の取り込みを狙う。月間販売目標は3000台。
RAV4は1994年に初代モデルを発売。アウトドアでも街乗りでも使えるクロスオーバーSUV(乗用車タイプのSUV)の先駆けとして投入された。海外市場を中心に販売を伸ばし、特に米国では主力車種に成長した。2017年には米国で約41万台を販売。米国では販売台数が最も多いSUVとなり、トヨタ車の中での販売台数も最多となった。
一方、日本市場では、海外需要に合わせてサイズが大きくなったことや、ミニバン人気などによって伸び悩み、16年に販売が終了。先代モデルとなる4代目は、国内では販売されなかった。
5代目となる新型車は、18年3月に開催されたニューヨーク国際オートショーで初公開。日本でも、19年春頃に発売すると告知していた。
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