ニュース
「悪魔のおにぎり」がリニューアル 第2フレーバーとなる新商品も登場:やみつきになる辛さ
累計販売数が2900万個を突破した「悪魔のおにぎり」。第2フレーバーとなる新商品が登場する。派生シリーズとして、お菓子やカップスープも同時発売する。
ローソンは4月16日から「悪魔のおにぎり」(税込110円、以下同)をリニューアルする。同時に、第2フレーバーとなる「悪魔のおにぎり(四川風担々麺味)」(140円)を発売する。
悪魔のおにぎり(四川風担々麺味)は、唐辛子・辛みそ・練りごま・花椒・ラー油を加えて坦々風に味付けした肉みそを、唐辛子を混ぜ込んだごはんで包んだ商品。刺激的な辛さがアピールポイントだ。今後、第2フレーバーは毎月商品の改廃を行い、月ごとに新しい味を投入する。
“元祖”悪魔のおにぎりは、白だしで炊いたごはんに天かす・天つゆ・ごま油などを混ぜ合わせたものだが、リニューアル後はあおさとかつお節を加える。2018年10月に発売された同商品は累計販売数が2900万個を突破するヒット商品に育った(4月10日現在)。ラインアップを増やすことで、消費者にさらなる訴求をする狙いがあるとみられる。
関連商品も発売
悪魔のおにぎりの味をイメージした「山芳 悪魔のポテトチップス」「マスヤ 悪魔のおにぎりせんべい」「三真 悪魔のおかき」(いずれも129円)も同時に発売する。
お菓子以外では、好みのおにぎりを入れると「悪魔のぞうすい」として楽しめる「永谷園 カップ悪魔のぞうすいの素」(108円)というカップスープを投入する。
これまで、悪魔のおにぎりをモチーフにしたパンなどもローソンは発売している。ヒット商品の派生シリーズを出すのはマーケティングの王道だが、どこまで増殖するのだろうか。
関連記事
- 昭和生まれの「ランチパック」が平成になってから“大化け”した理由
山崎製パンのランチパックは昭和に生まれた。当初は単なる菓子パンのラインアップの1つにすぎなかったが、平成になって大化けした理由とは? - 回転すしの厨房はどうなっている? くら寿司で働く若きリーダーに見せてもらった
大手回転すしチェーンは安くてうまいすしを迅速に提供することで成長を続けてきたが、そのビジネスを支える厨房はどのようになっているのだろうか。くら寿司の新店オープンを次々と手掛ける若きリーダーに話を聞いた。 - 家賃が200万円もするのにスタバがもうかる理由
スタバは大都市の一等地に多くの店舗を構えている。1杯数百円のコーヒーを販売しており、店に長居するお客も多い。家賃が200万円以上するような場所でも利益が出せる秘密とは? - 戦う相手が強すぎて衰退した東京チカラめし
急速に店舗数を増やして大いに注目された東京チカラめし。しかし、衰退するのも早かった。理由として「店舗の急拡大にオペレーションが追い付かなかった」「店舗の清掃が行き届いていなかった」などが挙げられるが、本当にそれだけが原因なのだろうか? - スシローの進化についていけなかったかっぱ寿司
かつて業界をリードする立場だったかっぱ寿司が、競合他社に次々と追い抜かれている。逆転を許してしまった背景にはいったい何があるのだろうか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.