インタビュー
女優・山本舞香の仕事観――もう後悔したくないから、今を全力で生きる:映画「SUNNY」出演 21歳の人生論(4/4 ページ)
若手女優の注目株として、映画やドラマ、テレビCMなどに引っ張りだこの山本舞香さん。1つのことに全力を注ぐことを信条とする彼女は、女優業を一生続けるつもりはないと言い切る。そんな21歳の山本さんが語る人生哲学とは。
胸を張れる仕事を
――これから先、さまざまなことが起きていく中で、人生を終えるときに自分はこうありたい、こんな生き方をしたいというのはありますか?
今やっているのは芸能の仕事だから、そこで皆さんに元気を与えられたらいいなと思いますし、もしほかの仕事をするんだったら、また別の人たちと、その環境の中で、全力で生きていきたいと思います。
明日死ぬかもしれないのに、今やりたいこともできないのは嫌です。自分が胸を張って言える仕事をして、必死というか、楽しんで生きていきたい。
――誰もがそうあるべきだと思いますが、本当はこういうことをしたいのに、今はできないという人も多いのが現実です。それはその人が悪いということではなく、葛藤をしながら生きている人も多い中で、山本さんのような考えで生きていくことは、特にこれからの時代に必要なことだと思います。
そういう気持ちで芸能をやってる人もいるんだよと、何となく思ってくれたらうれしいです。
それと、強く生きていくためには家族を大切にした方がいいと考えています。仕事がすごく忙しくてという夫婦の方もいるだろうけど、やっぱり支えてくれてるのは一番身近な人。離れていても、私も家族に支えてもらっている。本当に一生大切にしたほうがいいです。
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