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紙の地図はどう変わったのか? 銀行のロゴが消えた理由水曜インタビュー劇場(令和初日公演)(6/6 ページ)

とうとう平成の時代が終わった。この30年を振り返ると、就職氷河期があったり、携帯電話が普及したり。さまざまな出来事があったが、記者が注目しているのは「紙の地図」である。昭和から平成にかけて、どのような変化があったのか。地図を作製している昭文社の担当者に聞いたところ……。

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紙の地図はどうなるのか


なるほど知図帳 平成本』(昭文社)。1989年〜2019年の間に起こった出来事を、政治・国際情勢・経済・災害・事件・ヒット商品・音楽・映画・スポーツなど、各種分野ごとに紹介している

土肥: 最後に、これはどうしても聞かなければいけません。平成の途中、スマートフォンが登場したことによって、紙の地図を利用する人は減りました。今後、紙の地図はどのように使われると思いますか?

竹内: 付加価値の高い地図が使われるようになると思っています。Aというエリアが好きなので、そこの地図を手にする。ただ単に注文するのではなくて、拡大したり、加工したり、パネルにしたり。自宅だけでなく、職場や街角でも使われるようになるのかなあと。

 あと、話題のスポット、世の中のトレンド、世界情勢などに即した切り口の地図本は、手軽な読み物として残っていくはず。知育、脳トレ、認知症対策などにも地図を読むことは効果的とも言われているので、あえて紙の地図を読むことが求められていくのではないでしょうか。

(終わり)

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