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現役フランチャイズオーナーが教える、FC加盟のリアル:専門家のイロメガネ(1/4 ページ)
FC加盟して脱サラ、起業する。加盟店会議では、予定した収益を大きく下回る加盟店から本部を非難、糾弾する怒号が飛び交うこともある。しかし、FC加盟でいったい「何を買っているのか?」を考えると、オーナーの責任も見えてくる。
コンビニエンスストア最大手・セブン-イレブンのフランチャイズ(FC)本部と加盟店との、24時間営業を巡るトラブルが先日から大きく報じられている。セブン-イレブン・ジャパンが社長交代した上で柔軟な対応をする姿勢を示すに至り、競合する各社も店舗無人化の推進を示すなどコンビニ業界全体までその余波は広がっている。
「24時間営業が維持できない」として本部と争ったコンビニオーナーは事業主であり、本来なら一国一城の主である。にもかかわらず、今回のような問題が発生した理由は、ひとえにオーナーがFC契約に縛られる加盟店だからである。
組織に属して仕事をするビジネスマンの中には、脱サラ起業を考えている方もいるだろう。その際にFC加盟で独立開業が選択肢に入ってくるケースもあるかもしれない。
筆者は飲食店や物販店、不動産店、介護施設など複数のFC店を実際に経営しているオーナーだ。その経験から、加盟時や加盟後のリアル、そしてメリット・デメリットをお伝えしたい。
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