2015年7月27日以前の記事
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"腕”を取り合う競争の勝者は? 睡眠の質を測る腕時計がポラールから(1/2 ページ)

各種センサーを備えた腕時計が、ウエアラブルデバイスの本命として盛り上がってきている。10万円を超える高級腕時計市場をめぐる争いがある一方、スポーツなど特定用途向けのGPSウオッチの進化も続く。フィンランドのポラールはスポーツウオッチに睡眠の質を計測する機能を盛り込んだ。

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 このところ腕にApple Watchを付けている人を見かけることが増えてきた。これまで機械式高級時計をしていた人が、いつの間にか活動量計付きのアウトドアウオッチに替えているのを見かけることもある。


ポラールが新たに発売する「IGNITE」

 国内の時計市場は成熟してきており、矢野経済研究所の調査によると2017年の国内腕時計市場規模は前年比101.7%。22年の予測でも、17年比で105.9%と伸びは緩やかだ。一方で、さまざまなセンサーを盛り込んだウェアラブルデバイスの市場規模は急拡大している。IDCの調査によると、ウェアラブルデバイスのうち腕時計型は全体の約6割を占め、全世界の出荷台数は対前年比で30%以上伸びた(19年1−3月)。


国内時計市場規模の推移(=矢野経済研究所)

 中でも国内で7割のシェアを持つのがAppleだ。前年からの成長率は300%超。2位のガーミンも20%成長を果たしているが、シェアは落としている。

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