JR東日本は8月1日から、ブース型シェアオフィス「STATION BOOTH」を、東京駅、新宿駅、池袋駅、立川駅で展開する。1名あるいは2名用のクローズ型の個室となっており、遮音環境のため集中して作業ができるとしている。
サイズは幅、奥行き1.2メートル、高さが2.3メートル。畳一畳が1.62平方メートルなので、一畳より一回り小さい床面積だ。
2018年末から行った実証実験結果を踏まえた。
デスクと椅子のほか、電源やUSBコンセント、モニター、Wi-Fi環境が用意されている。またアロマ機能や空調も備える。料金は15分250円(2名用は300円、それぞれ税抜き)。当面の間、キャンペーン料金として15分150円(同200円)で提供する。会員になると予約もできるほか、空きがある場合はその場で入室も可能。
1名用ブースを、東京駅に7台、新宿駅に4台、池袋駅に4台、立川駅に3台設置する。立川駅には2名ブースも2台用意する。
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