2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

「カロリー」から「糖質・糖類」へシフト “健康気にする”市場に変化あり調査で明らかに(2/2 ページ)

「糖質オフ・ゼロ」や「糖類オフ・ゼロ」を表示する食品の市場が伸びている。一方で、「カロリーオフ・ゼロ」関連の市場は頭打ち。富士経済の調査から見えてきたトレンドとは?

Share
Tweet
LINE
Hatena
-
前のページへ |       

「カロリーオフ・ゼロ」は頭打ち

 「カロリーオフ・ゼロ」食品の市場規模は、19年には5452億円(1.0%減)にとどまる見通し。かつては健康を訴求する食品のキャッチコピーとして代表的な存在だったが、「近年はカロリーに対する消費者の関心がやや低下している」(富士経済)という。糖質や糖類への注目が高まる中で、頭打ちの状況になっているといえそうだ。

 この調査の対象品目は「菓子」「スープ類」「アルコール飲料」「デザート類」「めん類」「米飯類」「その他ステープル(パンやシリアルフーズ)」「調味料」「調味食品(カレー)」「農産加工品(ジャム類)」「畜産加工品」「水産加工品」「乳油製品(マーガリンやチーズ)」「飲料」「嗜好品」。参入企業や関連企業・団体などへのヒアリング、関連文献、富士経済のデータベースをもとにまとめた。

photo
「ザ・タンサン・ストロング」は市場に大きな影響を与えた(出所:コカ・コーラシステム公式Webサイト)
前のページへ |       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る