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ヤマハが企業内保育園「おとのいえ」開設 音楽教室のノウハウも活用:社員の職場復帰をサポート
ヤマハが企業主導型保育園「おとのいえ」を8月28日に本社事業所内(静岡県浜松市)にオープンすると発表した。
ヤマハはこのほど、企業主導型保育園「おとのいえ」を、8月28日に本社事業所内(静岡県浜松市)にオープンすると発表した。ヤマハグループ社員向けに提供し、子育て世代の職場復帰をサポートする狙い。同社が培ってきた音楽教育のノウハウなどを生かしたプログラムも実施し、子どもの想像力や表現力を養うとした。
同社によると、地方企業ということもあり、以前は企業内保育園のニーズはあまりなかったが、近年、東京や大阪など大都市圏から本社に転勤する女性や、新卒採用で地元以外の地方から入社する女性が増えたことで、需要が高まってきたという。子育て世代が職場復帰しやすい環境を整えることで、安心して仕事を続けられるようにする狙い。
おとのいえには、ピアノの鍵盤をイメージしたデッキテラスを設置してヤマハらしさを表現した他、預かる子どもの年齢に合わせた保育設備も用意。また、利用する従業員をサポートするため、タオルやオムツは保育園で提供し、日々の情報提供はスマートフォンで行うとしている。
利用できるのは、ヤマハグループの正社員や契約社員、パートなど。おとのいえで子どもを預からないと職場復帰が難しい従業員を優先し、0歳児から就学前までの子どもを預かる。
保育時間は平日午前7時〜午後6時。開園日はヤマハの会社カレンダーに準じるため、土曜・日曜・祝日などは休みとなる。利用料金は非公開。運営は、保育・教育施設の運営などを行うポピンズが担い、同社が開発した幼児教育プログラムを取り入れる。
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