2015年7月27日以前の記事
検索
ニュース

アパレル販売員の7割が「薄給に不満」、4割は年収200万円台 調査で判明やりがいはあるものの……(2/3 ページ)

人事サービス会社の調査で、アパレル販売員の7割が給与の低さに不満や悩みを抱えていることが判明。意外にも労働時間や勤務形態は「納得している」人が多数だった。

Share
Tweet
LINE
Hatena
-

7割強が「アパレル販売員を続けたい」、しかし……

 一方で、アパレル販売員という仕事内容にはやりがいや納得感を感じて勤務している人が多いという結果にもなった。「アパレル販売員という仕事をしている理由」(複数回答可)について聞いたところ、62.5%が「ファッションが好きだから」と回答。次いで「接客の仕事が好きだから」が44.5%となった。

photo
「アパレル販売員の仕事をしている理由」(アデコ調査、複数回答可。クリックで拡大)

 不満なポイントとして挙げられそうに見える労働時間や勤務形態については、改善を希望するものの、割と「納得」して勤務している人が多いとみられる結果に。「残業時間」は74%、「1日あたりの勤務時間」では71.1%、「勤務形態(固定制・シフト制、休日など)」についても71.1%の人が「満足」「どちらかといえば満足」と回答している。

 「今後もアパレル販売員という仕事を続けたいと思うか」という質問には、75.5%の人が「続けたい」「条件が整えば続けたい」と回答した。ただ、後者の回答をした人に「続けるためには条件が整うことが必要だと考えている理由」について聞いたところ、うち68.9%が「給与が低いから」と答えた。ここでも「勤務スケジュールや休日が不規則だから」や「体力的にきついから」といった項目を抑える結果となった。

photo
「今後もアパレル販売員という仕事を続けたいと思うか」(アデコ調査、クリックで拡大)
photo
「アパレル販売員を続けるためには条件が整うことが必要と考えている理由」(アデコ調査、複数回答可。クリックで拡大)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る