アマゾンジャパンは9月28日、Amazon.co.jpで発生していた別の利用者の注文履歴や氏名などの情報が表示されるエラーが解消したことを明らかにした。問い合わせを行ったユーザーには連絡を行っているという。
同社のカスタマーサービスから届いた回答によれば、別の利用者の注文履歴、住所、名前が一部表示されたり、エラーが表示される事象が9月26日未明ごろから発生していたという。クレジットカード番号については、「サイト上では下4桁のみの表示となっており、すべては表示されていません」としているほか、現時点で被害は報告されていないとした。
アマゾンジャパンはエラーの原因について、「Amazon内での技術的な原因によるものです。外部からの不正アクセスなどによるものではありません」と回答。個人情報流出やエラーの被害規模などについては、「現在調査中」としている。
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