日産「デイズ」、三菱「eKワゴン」が受賞 RJCカーオブザイヤー:日産はテクノロジー部門も
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)が主催する、2020年次「RJCカーオブザイヤー」に、日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽自動車「デイズ」(日産)と「eKワゴン」(三菱)が選ばれた。
日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月13日、2020年次「RJCカーオブザイヤー」に、日産自動車と三菱自動車が共同開発した軽自動車「デイズ」(日産)と「eKワゴン」(三菱)を選んだと発表した。
新型デイズ/eKワゴンは3月に発売。新開発のプラットフォームやパワートレインを採用し、居住性や積載性、走行性能、環境性能を向上させた。また、軽自動車では初めて先進運転支援システム「プロパイロット」(三菱名「マイパイロット」)を搭載。ドライバーの負担を軽減し、軽自動車の活用領域を大きく広げたことが評価された。
11月1日に決定した「6ベスト」からデイズ/eKワゴンが選ばれた。最終順位は、上から順にデイズ/eKワゴン、「タント」(ダイハツ工業)、「N-WGN」(ホンダ)、「MAZDA3」(マツダ)、「RAV4」(トヨタ自動車)、「スカイライン(3.0Lモデル)」(日産)だった。
また日産は、新型スカイラインに搭載した先進運転支援技術「プロパイロット2.0」で「RJCテクノロジーオブザイヤー」も受賞。この技術は、高速道路上の同一車線内でのハンズオフを可能にするとともに、追い越しを含めた車線変更、分岐などの走行も支援。「ドライバーの運転操作を幅広く支援する機能を実現したことが高く評価された」(日産)という。
なお、輸入車を対象にした「RJCカーオブザイヤー・インポート」には、BMW「3シリーズ」が選ばれた。
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