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ファミマが「大人が食べるお子様ランチ」を発売 地域密着の商品開発:関西地域限定
ファミマが「大人が食べるお子様ランチ」を発売する。開発コンセプトは加盟店のアンケートで決めた。ファミマは地域密着の商品開発を進めている。
ファミリーマートは、「大人が食べるお子様ランチ」(税込550円)を12月3日から期間限定で販売する。関西2府4県の約2600店舗で取り扱う。
コンセプトは「子どものころデパートの食堂で食べた、どこか懐かしくてワクワクするようなメニューを詰め込んだお弁当」だという。
オムライスは、鶏肉と玉ねぎをトマトケチャップでしっかり炒め、野菜ブイヨンやバター風味を加えたチキンライスの上に、とろとろのたまごを乗せた。ソースは、トマトソースに野菜ブイヨンやデミグラスソースをブレンドしたものを使用する。おかずには、エビフライ、ハンバーグ、クリーミィコロッケなどを盛り込んだ。ポテトサラダとナポリタンも添えてある。
ファミマは地域に密着した商品開発を進めている。2018年11月には「大満足!てんこ盛り弁当」を発売しており、デザートやおにぎりにも拡大している。
大人が食べるお子様ランチのコンセプトは、約500店の加盟店を対象としたストアスタッフのアンケートで決めた。さらに、約300人のストアスタッフが討議・試食をして開発を進めた。
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