自由国民社とユーキャンは12月2日、2019年の「ユーキャン新語・流行語大賞」を発表した。年間大賞に選ばれたのは、ラグビー日本代表チームの「ONE TEAM」で、トップ10には、モバイル決済サービスの競争激化を受けた「◯◯ペイ」、台風上陸時などに鉄道会社が実施した「計画運休」、消費税引き上げに伴って導入された「軽減税率」など、ビジネス関連の語もランクインした。
ONE TEAMは、ラグビー日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチが、「どんな競合チームでも選手たちの心が1つにならなければチームとして機能しない」として掲げたテーマ。
ユーキャン新語・流行語大賞は、その年に流行した言葉や印象深い言葉を選び、その言葉に深く関わった人物や団体を表彰するもの。2019年のトップテンには、新元号である「令和」、高齢ドライバーによる交通事故で話題になった「免許返納」、タピオカドリンクを飲むことを意味する「タピる」、パンプス着用の強制や勤務中に履く靴を指定するようなオフィスマナーに疑問を呈す「#KuToo」なども選ばれた。
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