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キリンの目指す次世代型店舗が明らかに デジタル技術を活用してクラフトビールを売りまくる:スマホでラクラク(2/2 ページ)
ビアレストラン「キリンシティ」の新業態店がオープンする。店舗運営やマーケティングにデジタルを活用。若い世代にクラフトビールを浸透させる。
デジタル施策はマーケティングの領域にも
デジタル施策はマーケティングの領域にも及ぶ。キリンシティでは、今後、LINE IDとひもづいたお客の注文履歴を分析。さまざまなダイレクトマーケティング施策を検討していく。
Okageは「モバイルオーダー&ペイとソーシャルIDの連動により、来店中のお客さまに対してレコメンドなどの注文履歴に基づいたOne to Oneの販促策がソーシャルメディア上で展開できるだけでなく、次回来店までの間も、注文履歴に基づいた再来店策を実施することが可能になる」としている。
Okageは、今後、オンラインとオフラインの境目がなくなり、日常生活の全ての行動がデジタルIDとひもづくアフターデジタルの時代が到来するとしている。飲食店がデータを最大限に活用して経営が行えるように、デジタルトランスフォーメーションの支援を強化していく。
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