ニュース
マネックスが米ETF 9種類の手数料を無料化 ドル為替手数料無料も無期限化
マネックス証券は12月10日、バンガードやウィズダムツリーなどの米国ETFの買付手数料を1月2日から全額キャッシュバックすると発表した。対象とするETFは下記の通りで、全世界株式連動のETFや、米国株式指標のS&P500に連動するETFなどを含んでいる。
マネックス証券は12月10日、バンガードやウィズダムツリーなど米国ETF9種の買付手数料を1月2日から全額キャッシュバックすると発表した。対象とするETFは下記の通りで、全世界株式連動のETFや、米国株式指標のS&P500に連動するETFなどを含んでいる。
- バンガード・トータル・ワールド・ストック ETF(ティッカー:VT)
- バンガード・S&P500ETF(ティッカー:VOO)
- バンガード・トータル・ストック・マーケット ETF(ティッカー:VTI)
- i シェアーズ・コア S&P 500 ETF(ティッカー:IVV)
- SPDR トラストシリーズ 1(ティッカー:SPY)
- ウィズダムツリー インド株収益ファンド(ティッカー:EPI)
- ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド(ティッカー:DHS)
- ウィズダムツリー 米国大型株配当ファンド(ティッカー:DLN)
- ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド(ティッカー:DGRW)
また、米ドル購入の為替手数料を無料とするキャンペーンを無期限化する。1月7日までとしていたが、これを無期限化する。ただし、為替変動などを考慮して定期的に見直すとしており、次回の見直しを2020年4月に行う。
マネックス証券は、海外株式の取扱数の多さを特徴としており、現在3500銘柄超を取り扱う。
関連記事
- DMM 株 米国株式の売買手数料を完全無料化
DMM.com証券は、12月9日から米国株取引手数料を完全無料化すると発表した。ネット証券大手各社は7月に、いずれも米国株について最低手数料を廃止したものの、手数料として約定金額の0.45%を課している。 - 米国株で差別化図る マネックス証券の清明祐子社長に聞く
20周年を迎えたマネックス証券。米国株についてどう強化し、またグループに入った仮想通貨取引所コインチェックとの連携をどう進めていくのか。4月1日付で社長となった清明祐子氏に今後の戦略を聞いた。 - マネックス、楽天証券、SBI証券が米株最低手数料いずれも廃止に
これまで最低5ドルかかっていた米国株の取引手数料だが、ネット証券大手3社の競争の結果、各社が廃止に。ただし本質的なコストについては、変わっていない。 - 株取引、手数料無料化の波 auカブコム、マネックスが信用取引無料に
株式の取引手数料無料化の波が急速にやってきている。先駆けとなったのは、米国証券大手のチャールズ・シュワブが10月1日に手数料撤廃を発表したことだ。SBIホールディングスは10月30日の決算発表にて、傘下の証券会社の取引手数料を今後3年でゼロにする構想を打ち出した。株式の取引にコストがかからない世界は、急速に近づいてきている。 - 松井証券に続き、SBI証券が50万円まで取引手数料無料に
SBI証券が松井証券に追随し、1日の約定代金50万円まで手数料を無料とする。12月23日から。現物取引のほか、信用取引も対象とする。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.