調査リポート
「自分は働き者」という人が多い都道府県は? 隣県の“ライバル関係”も明らかに:収入、仕事面が自慢の地域も(2/2 ページ)
ソニー生命保険が「47都道府県別 生活意識調査2019」の集計結果を発表。働き方や仕事に対する意識の県民性が明らかになった。所得水準や勤務先の多さを自慢に思う地域、「自分は働き者」と考える人が多い地域とは?
「埼玉県と千葉県」など、ライバル意識も明らかに
全回答者を対象に「自県のライバルだと思う都道府県」を訪ねると、最も多く挙げられたのは「東京都」(5.0%)。「大阪府」(4.0%)、「北海道」(3.6%)と続いた。さらに、東京都を最もライバル視している都道府県は「神奈川県」で、60.0%が東京都を挙げた。次点で「大阪府」(43.0%)だった。ライバル視している理由については「同じ都会だから」(神奈川県)、「大阪より大きい都市だから」(大阪府)といった回答があった。
また、隣県をライバル視している傾向が強い都道府県もあった。関東では「埼玉県」と「千葉県」。埼玉県民の46.0%が千葉県をライバルと回答し、千葉県民の48.0%が埼玉県をライバルと回答した。「鳥取県」と「島根県」では、鳥取県民の81.0%、島根県民の79.0%がお互いをライバル視していた。理由には「名前を間違えられる」「全国から見て島根と鳥取の区別がつかないから」などが挙がった。「富山県」と「石川県」では、富山県民の65.0%、石川県民の45.0%がお互いをライバルと回答した。さらに、「静岡県」と「山梨県」のライバル関係も強く、富士山が両県にまたがっている事情が反映されたとみられる。
調査は11月5日〜19日にインターネットで実施。全国の20〜59歳の男女4700人(各都道府県100人)の回答を集計した。
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