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海外旅行のついでに“おつかい”で稼ごう 「HAKOBIYA」が日本での展開に本腰:荷主と旅行者を仲介(3/3 ページ)
海外の商品を買ってきてほしい依頼者と渡航者をつなぐ「HAKOBIYA」。ベトナム人を中心に利用されてきたが、日本での展開に本腰を入れてきた。どのようなサービスなのか。
トラブル対策は?
有名ブランドのバッグを買ってきてほしいと依頼したのに、ニセモノをつかまされた――こういったトラブルが発生したらどうするのか。この点についてPicUAppは、依頼者と渡航者の間で交わされたチャットの履歴などをもとに、両者のやりとりに介入し、解決を図るとしている。また、PicUAppの中川COOは「免許証の画像をアプリにアップロードしてもらうといった対策も考えている」と今後の方針を語った。
現時点では、依頼者が渡航者に対して、事前に買った商品の画像を送ってもらったり、商品の引き渡しの際にお店のレシートを持参するように要求したりして、不正を減らすような工夫が当事者間で行われているようだ。
「HAKOBIYA」は今後、日本だけでなく世界各地にサービスを広げようとしている。ユーザーとして、留学生や研修生だけでなく、安く海外旅行を済ませたい大学生やビジネスパーソンも獲得したい考えだ。
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