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2020年3月14日のダイヤ改正、関東圏の鉄道はどう変わる?(4/5 ページ)

この時期になると、JR各社とJRに乗り入れている各社のダイヤ改正の発表が行われる。次回のダイヤ改正(20年3月14日)で、関東圏の鉄道はどのように変わるのか。

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どこが増発?

 ダイヤ改正で首都圏住民にとってありがたいのは、通勤電車の増発である。中央線では帰宅時間帯に東京〜高尾間の「中央特快」を増発する。下りは1本、上りは2本だ。下りは東京発23時45分発、高尾着0時45分ということもあり、残業などで遅くなった場合でもこれまでより早く家に帰れるメリットが生まれる。この時間帯の「中央特快」増発は働く人にとってはうれしいことだろう。

 南武線では夕方帰宅時間帯に川崎〜登戸間の列車を立川まで延伸、稲城長沼〜川崎間の列車が立川発になる。総武本線では千葉終着の列車を成田空港まで延伸し、遠距離の帰宅客などの対応が行われる。

 今回のダイヤ改正で、中央線を中心に首都圏の運行体制が変わり、便利な鉄道となっていく。その中で、高輪ゲートウェイ駅開業が華を添え、ダイヤ改正の目新しさを向上させる。

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