学研教育総合研究所は「将来つきたい職業」ランキングを発表した。全体ランキングをみると、1位は「パティシエ」、以下「YouTuber」「医師」という結果に。30年前の平成元年の順位をみると、1位は「保育士・幼稚園教諭」、以下「プロ野球選手」「小・中・高の先生」。令和元年では、トップ3が全て入れ替わった形になる。
男女別に見ると、男子は「YouTuber」が初めて1位に。「90年代頃から男子人気の筆頭であった『プロサッカー選手』は、2010年頃から1位を獲得し続けていただけに、近年のYouTuber人気の圧倒的な勢いがうかがえる」(学研教育総合研究所)
男子の2位は「プロサッカー選手」、以下「プロ野球選手」「運転士」「警察官」と続いた。一方、女子のトップは「パティシエ」。以下「保育士・幼稚園教諭」「看護師」「医師」「花屋」だった。
インターネットを使った調査で、全国の幼稚園・保育園に通う幼児とその保護者、小学1〜6年生とその保護者が回答した(計1800組)。調査期間は8月2日から30日まで。
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