すかいらーくホールディングスは1月20日、同社が運営する「ガスト」や「ジョナサン」など566店舗の深夜営業時間を短縮する方針を明らかにした。うち155店舗については、現在行っている24時間営業を4月までに廃止する。
同社は1972年から24時間営業の店舗を展開しているが、深夜の客足減少や従業員の働き方の変化などを受け、2012年ごろから営業時間の見直しを進めていた。17年には約600店舗の深夜営業時間を短縮している。今回の取り組みでさらに深夜営業の見直しを進め、今後は来店者の多いランチやディナーの時間帯に人手を集中させる考えだ。
ファミリーレストランチェーンでは、他社に先駆けて「ロイヤルホスト」が17年に24時間営業を廃止している。近年は人手不足の深刻化もあり、深夜営業の短縮や年末年始休業などに取り組む飲食チェーンが増えてきた。同様の課題を抱えるコンビニ業界でも、営業時間の見直しが進んでいる。
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