マスコミ業界の「休日の満足度が高い企業ランキング」 3位リクルート、2位「アマゾンジャパン」……1位は?:近距離手当、保育園も設置
「休日の満足度」評価の平均値が高い順にランキングした「マスコミ業界の“休日の満足度が高い企業”ランキング」。2位「アマゾンジャパン」、3位「リクルートホールディングス」、4位「凸版印刷」、5位「ベネッセコーポレーション」と続いた。1位は?
企業口コミ・休日明細サイト「キャリコネ」は、マスコミ業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「休日の満足度」評価の平均値が高い順にランキングした「マスコミ業界の“休日の満足度が高い企業”ランキング」を発表した。
1位に輝いたのは、動画サービス「ニコニコ動画」を運営する「ドワンゴ」だった。ついで、2位「アマゾンジャパン」、3位「リクルートホールディングス」、4位「凸版印刷」、5位「ベネッセコーポレーション」と続いた。
1997年に設立されたドワンゴは、エンタテインメントコンテンツやシステムを企画・開発する企業。2013年に「明治座」(浜町)から「歌舞伎座」(銀座)へ本社を移転したことも話題になった。
人事評価面では、年功序列ではなく役割等級制度(グレード制度)を採用しており、目標に対する成果が賞与に反映される。マネジメント職と専門職に分け、自身の志向に合ったキャリア構築が可能。福利厚生面も充実しており、歌舞伎座タワーから半径5キロ圏内の居住者に月額3万円が支給される「近距離手当」や、保育料などの半額相当を支給する「育児手当」も用意されている(上限あり)。法定以上の育児休業制度や歌舞伎座タワー内に設置された「どわんご保育園」などもあり、育児と仕事の両立を積極的に支援している。
就業形態はフレックスタイム制か裁量労働制を採用。オフィス内にWi-Fiや電源が完備された美容室も設置されており、ヘアカットしながらノートPCで作業することもできるなど、先進的で働きやすい環境が整っている。
キャリコネの口コミには、「休みは非常に取りやすかった。完全なフレックスで、午後3時以降に出社する社員もいた。基本的にのんびりとした社風でベンチャーのようなゴリゴリな雰囲気はほとんどない」(商品企画/30代前半男性/年収500万円/2017年度)と、職場環境を評価する声などが寄せられている。
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