低気圧の影響で、1月27日から28日にかけて関東甲信地方は大雪となるおそれがあるという。これを受けて首都圏の鉄道各社は、利用者に対し列車の遅延や運休に注意するよう呼びかけをはじめている。
JR東日本は、首都圏の各線区で降雪の影響により、列車の遅れが発生する可能性があると発表。運行情報や気象情報に十分注意し、時間に余裕をもって列車を利用するよう促している。最新の運行状況は公式サイトなどで発表するという。
東京メトロも公式サイトに「悪天候に伴う列車運行に関するお知らせ」を掲載。「各線で列車の遅延や運休の恐れがある」「気象状況や混雑状況により目的地まで通常より時間を要する場合がある」などと、注意喚起を行っている。こちらも運行状況は公式サイトに掲載するとしている。
京王電鉄は、悪天候の影響で電車の遅れや運転見合わせが発生する場合があると発表。公式サイトや運行情報用のTwitter(@keiodentetsu)で運行情報を確認するよう呼びかけている。
小田急電鉄は、運休したり速度を落として運転したりする場合があるため、時間に余裕をもって列車を利用するようアナウンス。運行情報は公式サイトや小田急アプリに掲載するとした。
気象庁によれば、関東甲信地方では、27日から28日にかけて山沿いを中心に平野部の一部でも大雪となる見通し。東京23区でも積雪のおそれがあるという。
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