NTTドコモは1月27日、コンビニ大手のローソン、ファミリーマートと、店舗での買い物で貯まる「dポイント」を大幅に増やすキャンペーンを実施すると発表した。期間中は、ローソンでは通常の20倍、ファミリーマートでは40倍のポイントを付与する。どちらもキャンペーンに参加するためには、専用サイトに登録した上で、会計時にポイントカードやスマートフォンアプリを提示する必要がある。
ローソンとのキャンペーンは、2月3日〜16日にかけて、全国約1万4000店舗で実施。会計時に「dポイントカード」や「モバイルdポイントカード」を提示したお客には、税別100円につき20ポイントを付与する。また、「マチカフェ」シリーズの商品を買ったお客には、さらに1商品につき50ポイントを付与する。付与上限は1回あたり500ポイント、合計2000ポイントとなっている。
ファミリーマートとのキャンペーンは、1月28日〜2月17日にかけて、全国約1万6500店舗で実施。会計時に「dポイントカード」か、dポイントと連携した「ファミペイ」アプリを提示したお客に対し、税込200円につき40ポイントを付与する。期間中の付与合計上限は3000ポイント。
NTTドコモは2019年12月にも、ファミリーマートと組んでポイント還元を実施。近年はモバイル決済サービス「PayPay」などが大規模なポイント還元施策を打ち出していることもあり、会員サービスを持つ企業が、小売店や飲食店などと組んでキャンペーンを行う動きが加速している。
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