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からあげクンロボに配送ロボ 実験続けたローソン、いよいよロボット本格活用へ
ローソンが人手不足解消や店舗業務の効率化を目指して、ロボット技術の導入・実装に乗り出す方針を明らかにした。
ローソンは11月12日、経済産業省と新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)が設置した「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」に参画すると発表した。人手不足の解消や店舗業務の効率化を進めるため、ロボット技術の活用や実装に取り組むという。
ローソンはこれまで、レジ業務やホットスナックの調理といった分野で試験的にロボットを導入してきた。2016年にはパナソニックが開発したセルフレジ機「レジロボ」を使ってレジでの精算と袋詰めを自動化する実験を行った他、18年には「からあげクン」を短時間で調理する「できたてからあげクンロボ」を期間限定で店舗に設置。19年にはロボットベンチャーのZMPと協力し、専用アプリから注文された商品を自律走行ロボットで配送するデリバリーサービスの実証実験を実施している。
今後は、行政が主導して業界横断でロボット技術の活用に取り組むタスクフォースに参画することで、より迅速にロボット技術の導入や活用を進めていく考えだ。
ロボット実装モデル構築推進タスクフォースは、経済産業省とNEDOが小売・飲食・食品分野の人手不足問題解決に向け、ロボットの導入を進めるために設置した。ローソン以外にも、ファミリーマートやイオン、キユーピー、スシローグローバルホールディングスなどがユーザー企業として参加している他、システムインテグレーターに日本ユニシスやソフトバンクなども加わっている。
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