「年収1050万円」「報酬に不満は全くない」 マスコミ業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」:あの新聞社が1位を獲得
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」が調査。マスコミ業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」を発表。1位の企業は?
企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」を運営するグローバルウェイ(東京都港区)は2月10日、マスコミ業界の「給与の満足度が高い企業ランキング」を発表した。マスコミ業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「給与の満足度」評価の平均値が高い順にランキングした。
1位は朝日新聞社で、給与の満足度評価が4.00だった。2位以下は、リクルートホールディングス(3.56)、ベネッセコーポレーション(3.54)、NHK(3.40)、アマゾンジャパン(3.30)、サイバーエージェント(3.26)と続く。
朝日新聞社に関しては「業界水準よりもかなり高く、報酬面では不満はまったくなかった」(ライター/30代後半男性/年収1050万円/2008年度)という口コミがあった。
キャリコネによると、長時間労働になりがちなマスコミ業界において、朝日新聞社は積極的に働き方改革を推進。年間107日の公休取得率は、2018年度に96.3%。18年と19年には「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定された。子育て支援にも取り組んでおり、育休復帰後に利用できる提携託児所や、ベビーシッター補助制度も整備している。また、子どもが小学校卒業時まで利用可能な短時間勤務制度もある。女性活躍推進にも注力しており、18年の新卒内定者のうち、女性が47%を占めるという。
調査対象は『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「出版」「印刷」「新聞・テレビ」「ペイテレビ」「ラジオ」に記載の企業のうち、調査対象期間中に「キャリコネ」に20件以上の評価が寄せられた企業。キャリコネ会員のうち勤務先を評価対象企業に選択した人が回答した。期間は16年4月1日〜18年3月31日まで。
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