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さっぽろ雪まつりを新型コロナウイルス騒動が直撃 中国と韓国の観光客が減少:観客数は前回比73.8%
さっぽろ雪まつりが終了。新型コロナウイルス騒動の影響を受けた。観客数が大幅に減少した。
第71回さっぽろ雪まつりが2月11日に終了した。大通会場では2月4日から、つどーむ会場では1月31日からそれぞれ開催されていた。
観客数は202万1000人で、前回(第70回)の273万7000人から3割近く減少した。第69回は254万3000人だったので、大幅に減少したといえる。
さっぽろ雪まつり実行委員会は観客数が減少した理由として「新型コロナウイルスに関連した肺炎の世界的な発生」や「韓国からの国際線減便・運休」を挙げた。前回と比べて中国・韓国からの団体観光客が減少しただけでなく、地元の小学校・幼稚園などの団体来場が取りやめになったという。
大通会場とつどーむ会場では、新型コロナウイルスなどの感染症を予防するため、多言語による咳エチケットのポスターを掲示した。また、多言語で注意喚起をしたり、休憩所などにアルコール消毒液の設置をしたりした。そのため、会期中に大きな混乱は見られなかったという。
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