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くら寿司が「500円」ランチを投入 安さの裏にある10年越しの努力とは?激化するランチ戦争(1/2 ページ)

くら寿司が「500円」ランチを投入。平日限定で午後5時までの提供。安さを実現した背景にあるのは?

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 回転寿司チェーン「無添くら寿司」を運営するくら寿司は、2月21日から「感動のくらランチ」を平日限定で販売する。提供時間は、店舗がオープンしてから午後5時まで。

 くらランチのラインアップは、「旬の海鮮丼」「季節の天丼」「牛カルビ丼」(税別500円)、「特上中とろ丼」「特上にぎり」(700円)、「特上うな丼」(1000円)となっている。セットメニューとして「特製茶碗蒸し」か「あおさ入り赤だし」を選べる。


「旬の海鮮丼」(500円)

 価格は通常の単品メニューと比べて割安になっている。例えば、単品で注文すると特上うな丼は980円、あおさ入り赤だしと特製茶碗蒸しはそれぞれ180円。くらランチの特上うな丼のほうが160円安くなる。


「特上うな丼」(1000円)

セットメニューとして「特製茶碗蒸し」か「あおさ入り赤だし」を選ぶ

 提供時間が平日の午後5時までとなっている理由について、広報担当者は「比較的空きが出る午後2時以降にお客さまに来店いただきたいため」と説明する。くら寿司の店舗は郊外に多いので、車で移動しているビジネスパーソンや、主婦層などの利用を見込んでいる。

 くら寿司の客席はボックスタイプなので、個人でもゆっくり利用できる。比較的空いている時間帯ならばお客が長居しても店が困ることはない。「お得なランチ」を打ち出すことで、客層を広げる機会にしたいという意図もあるという。

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